口腔内スキャナーとは
複雑で一人ひとり違うお口の状態を小型カメラで撮影(スキャン)し、そのデータを360度あらゆる角度から見ることができる3Dの画像にし、モニター上に映し出すことができます。
モニター上に映し出された3D画像をさまざまな角度から確認し、拡大もできるため、眼では見えにくい細部の様子まで詳しく把握できます。
口腔内スキャナーはピカピカと光るだけで痛みや熱さなどはありません。
当院での活躍場面
◆型取り
歯科医院では多くの治療で粘土のようなピンクのやわらかい印象材を口に入れ、歯型を取る必要があります。
印象材にはにおいや味があるため、不快感や嘔吐反射を起こすなど苦手な方が多いのが現状です。
口腔内スキャナーなら歯に触れることなく撮影するだけなので、負担なく型取りが終わります。
(現在は保険適応は認められていないため、自費治療の被せ物に限られています)
◆インプラント治療
インプラントは正確な位置に、正確な角度で、正確な深さに埋め込むことがとても重要です。
より手術を安全に行うためにサージカルガイドを作製しますが、口腔内スキャナーで精密に作製するこにより、手術に伴うリスクを最小限に抑えることができます。
インプラント手術後の最終的な被せ物を作製する時にも、口腔内スキャナーを使って撮影し、正確で緻密な被せ物を作製できます