インプラント治療とは
インプラント治療は、虫歯や歯周病で失われた歯に代わり、噛み心地や見た目を回復するための治療法です。
古代ローマ時代にもインプラントは使われていた記録が残っており、インカ帝国時代のペルーでも歯を抜いたところに黒曜石が植えられたミイラが見つかっています。
現代のインプラントは約50年前に作られました。改良を重ねて優れた性能のインプラントが世界中で使用されるようになっています。
インプラントは自分の歯のように使い心地が良いので「第二の永久歯」といっても過言ではありません。
歯がないことで日常生活においてできなくなったと諦めていたことが、インプラントによって以前のようにできるようになり、生活に豊かさが戻ってきます。
インプラントで
できるようになること
- 歯ごたえのあるものなど、おいしくバラエティーのある食事を楽しめ、バランスの良い食生活を過ごすことができる
- 左右でバランス良く噛めるので、自分の歯も長持ちする
- 入れ歯のように取り外しをする面倒がなく、気軽に外出や旅行が楽しめる
- 発音が安定して会話が楽しめるようになる
- 見た目が気にならなくなり、気持ちよく笑顔をつくれる
添田歯科のインプラント
治療の特徴
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専門医を指導するインプラント指導医が在籍
院長は歯科医師を指導する立場である「日本口腔インプラント学会認定指導医」の資格を持っています。※日本口腔インプラント学会は歯科系最大の学会です。
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患者さまに応じた最適な治療法を提案
インプラント治療が最適かどうかをヒアリングや検査結果で判断し提案いたします。料金についてもお気軽にご相談ください。
インプラントの手術方法
下記の3種類から患者さまに合った手術方法をご提案いたします。
1回法
インプラントを顎の骨に埋こんだ直後に、インプラントの上部に部品をネジ止めします。
インプラント上部にネジ止めした部品が、粘膜の上に露出した状態で手術は終了です。
インプラントと顎の骨が結合するまで、一定の期間(下顎2~3ヶ月、上顎4~6ヶ月)を経た後、型を採り、人工の歯の作成を行います。2回法
インプラントを顎の骨に埋めこんだ後に、その上を粘膜で完全に覆います。
インプラントと顎の骨が結合するまで一定の期間(下顎2~3ヶ月、上顎4~6ヶ月)を経た後、再度粘膜を切開し(2回目の手術)、インプラントの上部に部品をネジ止めします。その後、粘膜の治癒を待って型を採り、人工の歯の作成をおこないます。抜歯即時法
抜歯した直後にインプラントを埋めこむ治療方法です。外科処置は1回になり、治療期間が大幅に短縮されるだけでなく、特に前歯では歯茎の形態がそのまま保存されて、より天然の歯に近い形の被せ物を入れることができるようになりました。
「インプラントを埋め込むための十分な骨の量がある」、「歯周病にかかっていない」などの条件がそろっていることが必要です。
インプラント治療の流れ
【治療を受けていただく前に】
インプラント治療にあたり、糖尿病、高血圧症、腎臓病、肝臓病、悪性腫瘍、骨粗鬆症などのご病気がある方、ステロイド薬の長期服用されている方、重度の喫煙の習慣がある方は、インプラントが顎の骨に生着しない可能性があります。
インプラント治療を受けていただく前に、ご病気の改善が優先されます。
また、喫煙の習慣がある方は禁煙をおすすめします。
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お口全体の精密な検査
レントゲン写真やCT 、お口の模型から精密な検査を行い患者さまと相談の上、最適な治療法を提案します
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骨の移植
顎の骨が細すぎたり低すぎたりするとインプラントを埋められないので、ボリュームを増やすために骨の移植を行うことがあります。
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インプラントを埋める手術
麻酔をして顎の骨にインプラントを埋めます。手術の方法は1回法、2回法、抜歯即時法の3種類からお口の状態に合ったものをご提案します。
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骨とインプラントの結合を待つ
インプラントは骨と大変なじみの良い材料でつくられているので骨と強くくっつきますが、少しの期間待つ必要があります(期間は個人差があります)。
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仮歯を入れる
骨とインプラントがくっついてから、口の型取りと噛み合わせの記録を行い仮歯をつくって口の中に合わせます。
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最終的な歯を装着
仮歯のチェックが終ったら、もう一度型取りと噛み合わせの確認を行って最終的な歯をつくり装着します。
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メンテナンス
自宅でのケア方法をお伝えするだけでなく、治療終了後2年間年3回の衛生士によるクリーニングと検診を無償で行っております。
費用
手術内容
価格(1本につき)
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手術料 ノンフラップ
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286,000円
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手術料 2回法
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341,000円
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手術料 抜歯即時
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451,000円
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GBR(骨造成・人工骨)
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110,000円
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ソケットリフト(上顎洞挙術)
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110,000円
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リッジエキスパンジョン
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110,000円
※手術料の他に上部構造代(¥77,000~)、
カスタムアパットメント代(¥45,000~)が別途かかります。
インプラントは、自費治療です。
添田歯科では、治療に入る前にまず、患者さまのお悩みについてじっくりお伺いします。
現状の義歯・入れ歯の着け心地についてのお悩みや、お口の見た目についてのご希望、費用に関することも、お気軽にご相談ください。
「痛くなってから、その都度とりあえずの治療をする」という治療でなく、患者さまのその後の人生を考慮した上で、より楽しい生活を少しでも長く続けて頂くための治療方法をご提案し、安心してご納得いただいた状態で治療に入ります。
まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
インプラント治療とはどのような治療でしょうか?
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歯がない部位の顎の骨にインプラントを埋め、義歯を付ける治療です。
歯の抜けたところに、生体適合性(身体になじみがあって)があり十分な強度がある材料で作られたインプラントを殖え、顎の骨にインプラントが生着する2~4ヶ月を待って土台の型採りを行い、インプラントを土台としたクラウンやブリッジの製作を行い、失われた機能と審美性を回復することを目的としています。 インプラント治療の欠点はありますか?
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手術を受ける必要があるため、全身状態が良くない場合には適用が難しいです。また、治療期間が長く、治療費が高額であることも欠点と言えるでしょう。
インプラントは骨に結合しますが、粘膜との結合が強くありません。そのため、天然の歯に比較すると感染に弱いところがあります。また、インプラント埋入予定部位に骨が十分に存在しない場合、治療が困難です。
更に、インプラント治療において問題が起きた場合には、その問題の解決が難しいことも欠点です。 インプラントの治療期間はどれくらいですか?
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治療開始から治療終了までの期間は、個々の症例によって異なります。歯科治療とインプラントの異なる点は、インプラントを埋め込んだ後に、骨と結合するのを待つ「安定期間」が必要だということです。
その期間は下顎で3ヶ月、上顎で4~6ヶ月以上とされています。
これにインプラントを埋め込む前の処置、安全の為の検査や、歯周病がある場合の治療、 そしてインプラントの構造作成期間を含めると、 下顎で3~7ヶ月 以上、上顎で6~10ヶ月以上の期間が必要になります。
※その治療期間に連続して通院する必要はありません。
通院回数について、ケースにより大きく異なりますが、基本的には10回程度の通院と考えてください。
具体的には、術前処置とインプラントの埋め込みのための2回の外科手術、人工歯を作成する為の型採り、検査、人工歯装置までです。 痛みはありますか?
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インプラント埋入手術の際には局所麻酔を使用しますので、手術中に痛みを感じることはありません。ただ、麻酔効果は一定時間しか持続しませんので、手術後には鎮痛薬(痛み止め)を服用していただきます。
術後の痛みの感じ方には個人差もありますが、通常の場合、鎮痛薬を数回服用する程度で痛みは次第に治まるはずです。術後に長期間痛みが継続する場合はご相談ください。 インプラントをする方の年齢層について教えてください。
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40代からインプラント治療患者が増加し、50代と60代の患者数が最も多くなっています。
入院は必要ですか?
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ほとんどの場合必要ありません。手術後そのまま帰宅していただけます。
インプラントの方におすすめ「ナイトガード」
ナイトガードとは、寝ている間に歯ぎしりから歯を守るためのマウスピースです。
プラスチックやゴムのような素材でできていて、装着することで歯ぎしりによる歯や顎の関節にかかる過剰な力が軽減されます。
歯や顎をトラブルから守ってくれ、歯ぎしりの不快な音も軽減してくれる優れものです。
こんな方には「ナイトガード」が必要です
- 歯ぎしりを指摘されたことがある
- 顎が痛い
- 朝起きた時に顎がだるい、こわばっている
- 噛む時、歯に違和感や痛みがある
- 歯がすり減っている
- 歯がしみる
- 歯にヒビが入ったり、割れることがある
- 詰め物や差し歯が離脱しやすい
- 費用
- 保険適応で5000円程度
- 1〜2年で作り直しが必要です
- 保険適応では半年経たないと新しいものを作れません
RESERVE & CONTACT ご予約・お問い合わせ
添田歯科診療所は初めての方や忙しい方が通いやすいように、お昼休みや土曜日も診察を行っています。ひとりひとりの患者さまに合った診療をご提案いたしますので、少しでも気になることがあればぜひ一度ご来院ください。